洗濯物やら網戸にやたら虫の卵があるので調べたところ、正体が判明したのでまとめておきます。(画像あり。閲覧注意)

結論、恐らくオオクモヘリカメムシの卵です。

米粒のような、ゴマのようなクリーム色がかった卵を産み付けられてお困りのあなた。
それは多分、オオクモヘリカメムシの卵です。下記画像参照
(耐性の無い方のため、画像小さめにしてあります。クリックで拡大)

オオクモヘリカメムシの卵

洗濯物に産み付けられたオオクモヘリカメムシの卵



さらに近くに「ねむの木」と呼ばれる木があったらほとんど確実です。
なぜなら、ねむの木はオオクモヘリカメムシの食草だからです。

ねむの木(ネムノキ、合歓の木)

ねむの木(ネムノキ、合歓の木)



そして、こんなヤツを良く見かける、というあなた。
さらに可能性は高まります。こやつが、オオクモヘリカメムシです。

オオクモヘリカメムシ

オオクモヘリカメムシ


私は、昆虫学者でもなければ詳しいわけでもないので、断定は出来ませんが、恐らくこやつで間違いないだろうと思います。
オオクモヘリカメムシの卵である、という結論に至った経緯を書き残しておきます。


今年はやたらと卵が多い

去年こんなにあったっけ?

今年は、去年と比べてやたらと卵の発見頻度が高いのです。

去年も卵を発見することは、確かにあったのですが、洗濯物にこんなに産み付けられたことはなかったですし、網戸についてる頻度も半端無く高い。

どうしてこんなに卵がつくのか?不思議でなりませんでした。




緑色のでっかい虫をよく見かける

カミキリムシのようなのを良く見かけるなぁ。

私はひとつの疑念を持っていました。
緑色のでっかい虫を、今年はやたら見かけるのです。
洗濯物に付いていることもあるし、玄関のドアについていることもある。

去年まではほとんど見かけることはありませんでしたし、気にもなりませんでした。
それが、今年はやたらといる。周りにたくさんいる。
そう、こやつがオオクモヘリカメムシだったのです。

しかし、この時点では、オオクモヘリカメムシの卵である確証はありません。
まずは、卵の正体を調べることから始めました。


まずは卵のことを調べよう

モンシロチョウかな?

最初に使ったキーワードは金色 卵 夏
これは、思ったような検索結果は出ませんでした。
そこで、以下の様なキーワードを幾つか試しました。

  • クリーム色 卵 網戸
  • クリーム色 卵 虫
  • 虫 卵 網戸
  • 虫 卵 洗濯物

これ以外にも幾つかキーワードを変えて検索したところ、
モンシロチョウの卵の疑いが出てきました。

しかし、モンシロチョウなどほとんど見かけません。
試しに、「モンシロチョウ 卵」と検索をしたところ、どうにも形が違います。

ちなみに、検索はほとんど「画像検索」を使用しています。
もちろんGoogleです。スゴイです。Google。

そして、検索している途中でいくつかの共通点に気づきました。


卵、虫、網戸、などのキーワードを使って調べていると、「カメムシの卵を産み付けられた!」とか、「カメムシにの卵が網戸についてとれない!」
と言った問題が多発していることに気づきました。

網戸に産み付けられる卵はカメムシの可能性が高い。
しかも、マルカメムシというカメムシの可能性が高い、ならば、と「マルカメムシ 卵」で検索。

ちなみに、いまさら遅いかも知れませんが、ここに出しているキーワードで画像検索する際は、十分に注意して下さい。
かなりゾワゾワします。

うーん。かなり似てるけど、まだ違う。
それに、カメムシの卵はどうやら「鮮やかな黄緑色」であることが特徴らしい。

もう少し違うキーワードで検索が必要そうです。
そして、次のキーワードで検索したところ、一筋の光明が!


カメムシ 卵 で検索

大事なことなのでもう一度言いますが、画像検索の際は十分に注意して下さい。
私はかなり虫やらグロ系には強いですが、ゾワゾワしました。卵にも本体にも。

このキーワードでも上位表示されているものは、自分の見つけたものと違います。
違う、これはマルカメムシの卵だ。そう思いながらスクロールしていると・・・!

あったのです!良く似た卵の画像が!
私が上に示したこの画像。

オオクモヘリカメムシの卵

洗濯物に産み付けられたオオクモヘリカメムシの卵

これとよく似た卵の画像が。
画像の転載は禁止とのこと。リンクはOKでしたので、リンクを貼り付けておきます。
(いきなり卵の画像が出ますので注意。別ウインドウで開きます)

診断に役立つ 埼玉の農作物病害虫写真集のサイトより
http://gaityuu.com/kokurui/ine/hosohari/photo001.htm

ご覧になりましたか?
ご覧になった物好きなあなたはお気づきの通り、これはどうやら「ホソハリカメムシ」という種類のカメムシの卵らしいのです。

ホソハリカメムシ?もしかして、これはあの緑色のでっかい虫のことではないだろうか?
そういえば、カメムシを大きくしたようなフォルムをしていた・・・・。


ホソハリカメムシ で画像検索と通常検索

真実まであと少し・・・・!

ホソハリカメムシで画像検索はしたものの、どうにも微妙に違う。
もっと緑色だし、こんなに丸っこくない。
が、画像の中にはかなり近い形のものもいます。

うーん。よし、通常の検索にしてみよう。
そして、通常検索のサイトの1ページ目にそのサイトはありました。
その名も、「福光村昆虫記」。

圧倒的な情報量。そして素晴らしいカテゴリ分け。
世界には、まだまだ知らない分野のスペシャリストがいるものです。

自分で知っている人はたくさんいるかも知れませんが、それをまとめてWEBで公開しているのが素晴らしい。

そして、ついに辿り着いたのです!
(いきなり画像です。別ウインドウで開きます)

WEBサイト 「福光村・昆虫記」より(上から7段目あたりです)
http://fukumitu.sakura.ne.jp/insect/kamemushi2_.html

そう、この昆虫の名前こそオオクモヘリカメムシです。
まだ、確証はありませんが、かなり可能性は高いです。そっくりです。
私が見た、緑色のでっかい虫に。


オオクモヘリカメムシ 卵 で画像検索すると・・

まずは、「オオクモヘリカメムシ」で画像検索をかけました。
色々なフォルムのものが出ますが、これはほぼ間違いありません。

そして、満を持して「オオクモヘリカメムシ 卵」で画像検索すると・・!
完全に一致です。もう間違いありません。卵の正体はオオクモヘリカメムシの卵でしょう。

ゾワゾワしたい方は是非とも検索してみて下さい。

しかしです。まだ謎が残ります。なぜオオクモヘリカメムシがこんなに増えているのか?
いやいや、間違いないと思うけど、本当にこれはオオクモヘリカメムシの卵なのか?

そこで、オオクモヘリカメムシそのものについて調べました。


ねむの木って何?

全てが一本につながった

wikipediaでオオクモヘリカメムシの生態について調べたところ、こんなことが書いてありました。

wikipedia-オオクモヘリカメムシ(別ウインドウで開きます)

  • カメムシとしては大柄で、その体は細長く、体色の面では緑と黒褐色のコントラストがはっきりしている。
  • ネムノキについている普通種であり、郊外では普通に見ることのできる昆虫である。ただしその臭いは特別に強い。
  • 食草はネムノキである

ネムノキ?ねむの木?聞いたことが無いな。どんなんだろう?とねむの木について調べたのです。

wikipedia.org/wiki/ネムノキ(別ウインドウで開きます)


謎は全て解けた!

ネムノキのwikipediaを見た時の衝撃は、忘れられません。「全ての謎が解けた!」と思いました。

ネムノキの写真を見た時、すぐに、家の近くにある木だとわかりました。
しかもです。去年はバッサリ上の部分を切り落としていたのですが、今年になってうっそうと、モリモリと成長していたのです。

木の生命力ってスゴイ。と思っていたのですが、まさかこのネムノキがオオクモヘリカメムシの食草だとは。。

しかも、ネムノキのwikipediaにも、オオクモヘリカメムシについて書かれています。
この二人の関係は切っても切れない関係のようです。

  • 大型のカメムシであるオオクモヘリカメムシがよくついており、うっかり触ると非常に臭い。


ネムノキがモリモリ→オオクモヘリカメムシ増加→卵被害増加

つまりはこういう構図になっていたということです。

とりあえず物干し場に虫コナーズをぶら下げてみようと考えています。
結構効き目があるみたいなので。
それでダメならネムノキ移転ですね。幸い、空き地に生えてますし。地主さんと相談してみます。

ちなみに、オオクモヘリカメムシと、その卵の孵化について調べましたのでまとめておきます。

  • 卵は数個ずつまとめて葉裏に産み付けられる。卵は長さ2mm強、幅1.5mmほどでちょっと特殊な形のおおむね楕円形
  • 孵化には10-15日かかる。幼虫は五齢まであり、1ヶ月-1ヶ月半くらいで羽化する
  • 刺激を受けると悪臭を発するのはカメムシ一般に同じであるが、この種の臭いは非常に強い。
  • 日本で普通に見ることのできるカメムシでは最も臭いカメムシである

ということなので、日常的にローテーションしている服については、孵化する前に洗濯するので大丈夫かもしれません。

たまに、本体が洗濯物についているので、
「最も臭いカメムシ」に誤って触らないようにせねばばりません。

同じような卵で困っている、という人もいると思いますので、参考になれば幸いです。

間違いなどありましたら、是非ともご連絡頂けるとありがたいです。
それにしても、画像検索でこんなにゾワゾワしたのは久しぶりです。

関連記事

creativeimages

インセンティブ制度は必ずしも生産性をあげるわけではない

インセンティブ制にすると生産性が落ちるという事実 U-NOTE TE...

記事を読む

pc-free-hero

9日間の完全なるデジタル断ちが日常の活力を取り戻す

情報の暴飲暴食に溺れる日々 デジタル断ちで活力を取り戻す ある企業...

記事を読む

syuusyokukatdudou

就職活動は大学に入学した時から始まっている

日本の大学生はとにかく勉強しない 大学は遊ぶところ、という風土 ...

記事を読む

clock

自分の時間をコントロール出来るのは自分だけ

長時間労働が頑張っているわけではない 結果主義が絶対とは思いませんが...

記事を読む

新着記事

コメント/トラックバック

トラックバック用URL:

この投稿のコメント・トラックバックRSS




管理人にのみ公開されます

PAGE TOP ↑