以前から布団を買い換えたいと考えていて、色々と調べた結果ものすごく布団に詳しくなったので、これから布団を選ぶ方に参考になれば。
アレルギー対策にはまず洗える布団が良い。これは当然。
そして、アレルギー対策布団の定番はいくつかある。
テイジンのミクロガード。
これは基本的には布団カバーが有名である。
だが、布団もあるようす。
テイジンの洗える布団は、ウォシュロンという。
そして、インビスタ社の布団シリーズ。
ホロフィル
クォロフィル
コンフォレル
インビスタ社は旧名ではデュポン社というので、ネットで検索していると、デュポンなのかインビスタなのか迷うかもしれないが、どちらも同じ。
インビスタ社の繊維の名前がダクロンという。
何が違うかというと、繊維に開いている穴の数が違う。
ホロフィルは4、クォロフィルは7である。
当然、穴が多ければ湿度を外に逃がしやすくなる。
その分保温性は落ちる。
要するにスポンジのようなものと思えばいい。
穴が多く開いているということは乾きも早いということである。
それがいいか悪いかは使い勝手によるが、クォロフィルの方が価格は高い。
繊維にそれだけの加工をしているので、その分価格が高いということだろう。
さらに、その上を行くコンフォレルがある。
これは、保温性も追求したもので、作り方がそもそも異なっている。
さらに、色々違いがあって、ミクロガードとアルファインでは、ミクロガードが有名。
アルファインもほぼ同等の効果とされているが、安心感を得たいならミクロガード。
アルファインでも十分な効果は得られるとされているし、実際に性能の差はそれほど無いようなので、試しで買うにはアルファインでもOK。
そもそも、ダニを通さないとはどういうことなのか。
これは、とにかく縫い目が細いと考えればいい。
だから、肌触りもつるつるしたものになり、シルクなどに近い。
ならば通常の布団に、ミクロガードのカバーをかければ良いのでは無いか、と思うかもしれない。
これは実際にその通りで、まずはミクロガードやアルファインのシーツから試すのはありだと思う。
ただ、やはり洗える布団にはかなわない。
なぜなら、ミクロガードを外して、布団を外に干す場合にも、普通の布団ではほこりが発生する。
しかし、上記シリーズであれば、そもそもほこりが立たない。
ネットで検索していると、迷うのは以下のポイントだと思う。
シーツはミクロガードがいいのか、アルファインがいいのか。
→これは価格がだいぶ違うので、試しに使って見るならアルファインで効果があれば、そのままアルファインでも良い。
レビューを見ていると、アルファインでは収まらなかったが、ミクロガードにしたら効果があった、という書き込みも複数見られる。
実際に聞いてみるのが一番良いと思う。
ミクロガード布団と、ミクロガードシーツはどう違うのか。
ミクロガード布団は、ウォシュロンシリーズの中綿を使っている。
ウォシュロンシリーズは、テイジンの開発した素材で、穴は1つ。
その為、インビスタ社のホロフィル、クォロフィルに比べれば保温性は高い。
ただし、保湿性も高くなるので、暑がりには厳しいかもしれない。
ちなみに、穴の数が少ないと耐久力としては高くなるようす。
さらに、ネットショップでは色々な名称で洗える布団とアレルギー対策布団を扱っている。
例えば、サカイの洗える布団などがそう。
説明をよく読めばわかるが、ほとんどのネットショップで、インビスタ社ホロフィル、もしくはクォロフィルを使用している。
これらは、素材として提供されているものであるため、各ふとん店では、キルティングなどに差をつけているようだ。
要するに、おなじおにぎりを作るにしても、コシヒカリなのかササニシキなのかで好みがわかれるように、
同じ布団を作るにしても、ホロフィルを使うのか、クォロフィルを使うのか、ウォシュロンを使うのか、はたまたコンフォレルを使うのか、
ということであって、これらは布団の名前ではない。
結論としては、アレルギー対策素材を使った布団+ミクロガードかアルファイン、という結論になると思う。
しかし、クォロフィルとホロフィルとコンフォレル、どれがいいのかはまだ調べ中。
楽天のレビューに非常に参考になるものがあった。
クォロフィルとコンフォレルダウンエッセンスの布団を各1枚購入しましたが、値段の差は歴然でした。クォロフィルは、台所用の大きなスポンジをかぶって寝ている気分です。毎日使うものなので、コンフォレルを買うべきだと思います。